ローヤルゼリーが「不老長寿の秘薬」として有名になったきっかけ

ハチミツやローヤルゼリーは古代ギリシャで既に利用されていました。

19世紀のヨーロッパでミツバチの研究が進み、女王蜂の驚異の生命力の源が女王蜂のみが食べるローヤルゼリーであることがわかり、人間が食べても大変よい効果があるというので1952年にフランスでローヤルゼリー製剤が発売されました。

ローヤルゼリーが世界的に注目を浴びるようになったきっかけは1954年、当時80歳のキリスト教のローマ法王ピオ12世が高齢のため床に伏し、危篤状態になりました。

pio.jpgピオ12世

当たり前ですが当時のヨーロッパ最高の医療技術が施されましたが、法王の症状は改善しませんでした。主治医のリシー博士はローヤルゼリーに最後の望みを託しました。

するとローヤルゼリーを与え続けられた法王は死の淵から蘇生し、元の健康を取り戻しました。

リシー博士は1956年の国際生物遺伝科学会議でこの「ローヤルゼリーの奇跡」を発表。

1958年にローマで開かれた国際養蜂会議ではローマ法王ご自身が「ローヤルゼリーのおかげで命が助かった」と体験談を発表されました。またそのくらい回復されました。

これを機にローヤルゼリーは「不老長寿の秘薬」として日本も含め全世界で一躍注目されるようになりました。

その後も様々な研究者が研究を進め、今日では最も愛用されている健康食品の地位を獲得しています。

今までに研究報告された主なローヤルゼリーの効用

現在までに報告されたローヤルゼリーの効能、効果は更年期障害、自律神経失調症、などの不定愁訴から糖尿病、ガンまで幅広いのが特徴で、それがローヤルゼリーの「神秘の食薬」と呼ばれるゆえんです。

ro-yaruzeri-nokouyou.JPG 

以下の研究報告は品質のよいローヤルゼリーにのみ期待できる効果です。

老化防止・若返り          動脈硬化症

九嶋教授(秋田大学)                  島本教授(東京医科歯科大)

更年期障害              やけど・皮膚炎症治療

九嶋教授(秋田大学)                  キンベル博士(ウィーン大)

自律神経失調症           美容効果

アナ・アスラン博士(ルーマニア)他多数       ピスクエーフ博士(チェコ)

制ガン作用              リウマチ・関節炎の改善

タウンゼント博士( カナダ・オンタリオ農大)     イギリス臨床報告

胃潰瘍                 細胞の寿命を延ばす

奥田教授(熊本県立大学)                               米倉教授(茨城大)

脳卒中の後遺症回復        小児の発育促進

九嶋教授(秋田大)                                    プリスペリ博士(イタリア)

高血圧・低血圧改善         虚弱体質改善

東京歯科大学報告                   プリスペリ博士(イタリア)他

糖尿病                 身体の抵抗力を高める

ジョスリン博士(アメリカの糖尿病権威)       渡会博士(ローヤルゼリー研究の第一人者)

奥田教授(熊本県立大)他

ローヤルゼリーはなぜ効く

よく自律神経失調症という言葉を聴きますが、現代医学では原因のわからない病気によく付ける病名ですとある医師から聴いたことがあります。

 

自律神経とは何だ?というと、私たちはこうやってこの記事を見ているときも、自分で意識して呼吸していたり、意識して心臓を動かしたり、意識して体温を調整している人や、意識して血圧をコントロールしている人は一人もいません。

 

私たちは何も考えず呼吸し、何も考えず心臓を動かし、胃腸で消化吸収しています。体温や血圧、脈拍、水分の調整、性機能など、健康であれば一定の状態に保たれます。

jiritusinkeihataraki.bmp

これを専門的には「恒常性の維持」といいます。

これら全ての働きを調整しているのが自律神経とホルモンの二つの系統です。

 

 

で、この自律神経やホルモン系の上に親玉がいてここが命令を発しています。

この親玉が脳の中の「間脳(視床下部)」といいます。

kannousisyoukabu.bmp

間脳は全ての内臓や器官を調整しています。

このため間脳が老化(嫌な言葉ですが間脳の老化は個人差がありますが40代前後から始まります)すると自律神経系やホルモン系がうまく調整されず、慢性疲労や特に更年期障害、アレルギー、糖尿病からがんまで様々な病気を引き起こします。

 

で、本題です。

kannouwakagaeri.jpg

1961年当時秋田大学九嶋勝司博士の研究データより

ラットの実験でローヤルゼリーを2週間投与したところ、ラットの間脳が若返ったもので、人間の年齢に合わせた場合上記のようになるようです。

 

ローヤルゼリーを摂取することで間脳(視床下部)がいきいきと若返り、自律神経系やホルモン系が正しい方向に調整されます。その結果病気を自分自身が治していく力(自然治癒力)が高まり、どんな症状にも対応していきます。

一見すると非常に遠回りのように思えますが、ローヤルゼリーは脳の奥からじっくりと確実に若さと活力をよみがえらせることが「神秘の食薬」といわれるゆえんです。

 

これによって前の記事の効果、効能が出てくるものと考えられます。

 

 間脳(視床下部)を若返らせる物は他に玄米の胚芽部分がありますが、ローヤルゼリーとは比較対象にならないくらいです。

ですから間脳を若返らせる物はローヤルゼリーが現在のところ一番です。

 

国産のローヤルゼリーはほぼない

ここまでみたようにローヤルゼリーは非常に素晴らしいものなのですが、生産状況を容易に確認できる国産を探すと皆無です。

日本では急速に都市化が進み近年はミツバチの密源となる植物が激減し、日本では養蜂が大変難しくなりました。

 

ro-yaruzeri-yunyuuryou.jpg

上記のように社団法人全国ローヤルゼリー公正取引協議会の資料によると、現在日本国内で流通するローヤルゼリーの産地の93%が中国産で、国産は0,5%しかありません。

したがって

大々的に広告して販売するローヤルゼリー製品は中国産とみて間違いありません

国産のローヤルゼリーは生で年間3千kgくらいなので、錠剤で流通することはないでしょう。

養蜂家に親戚がいるとかしない限り手に入らないでしょうし、最近なら養蜂家自身がネット販売するもの(ただしそんなに流通しないでしょう)くらいでしょう。

国産ローヤルゼリーのない原因

1、密源となる花がない

rengebatake.bmp

30年の間に蜜源は3分の1になり、代表的な山林の蜜源「とち」は20分の1になっている。

 

2、日本では年中ローヤルゼリーを取れない

日本には四季があるためにローヤルゼリーを採取できる時期が5月から8月に限られ、まとまった量を安定的に供給することが不可能。

sikigaaru.bmp

 

3、養蜂家の高齢化と跡継ぎ問題

ローヤルゼリーの採乳、移虫などの作業は非常に細かい作業で、視力がよくないと非常に難しい作業です。それとどこでもありますが跡取り(後継者)不足による養蜂家の減少です。

koukeisyafusoku.bmp

これらに加えて、外国産の原料が安く入ってくるのが原因で、人件費の違いから価格競争が激しくなり養蜂家をやめるのが増えた。